ビジュアル撮影レポート第2回目の今週は、真影役 和田雅成さんが登場。
撮影終了後には、インタビューにも答えていただきましたので、最後までぜひご覧ください。
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『天下無敵の忍び道』の劇中には、さまざまな流派の忍者が登場するということで、忍び装束のデザインの違いも見所のひとつ。和田さん演じる真影が属する早乙女流の衣裳は、重厚感のある黒い外套がポイントになっています。
今回は、忍者の俊敏な動きを表す躍動感のあるビジュアル作りのため、裾のひるがえり方など衣裳の動きに気を配ることも重要。撮影前のスタジオには、ビジュアルの完成イメージ図を見ながら、真剣な表情でスタッフと打ち合わせをする和田さんの姿がありました。
まずは、キービジュアルに使用する全身カットから撮影がスタート。
このカットは、短刀を持った手元、足の動き、顔の表情と、台から飛び降りながら一瞬のうちにポーズを決めなければならないという難易度の高さ。姿勢ひとつで見え方が変わるため、1カット撮影するたびにモニターで確認し、より真影のイメージに近いポーズを追及する作業が続きます。
細やかで気の遠くなるような作業ですが、和田さんはスタッフとディスカッションしながら、妥協をせずカットを重ねていきます。